弁政連ニュース
各政党との朝食会報告
民主党(5月31日)
民主党からは、小川敏夫法務大臣を始めとする24名の議員が出席する盛会となった。また、横路孝弘衆議院議長も出席された。弁政連および日弁連からは33名が出席した。
日弁連新執行部が誕生して最初の朝食会となった今回は、山岸憲司日弁連会長以下、事務総長及び副会長の紹介とともに、東日本大震災以降の重要課題について意見交換が行われた。特に、原子力発電所事故被災者保護法案の早期成立、少年に対する完全な国選付添人の実現、法科大学院等の法曹養成制度の課題、取調べ全面可視化などについて、出席された各議員から活発な意見が出され、重要課題を共通の認識とすることができた。
(企画委員会副委員長 岡本正)
自由民主党(6月1日)
自民党から、高村正彦、森英介、山本有二、河村建夫、塩崎恭久、河井克行、柴山昌彦、林芳正、世耕弘成、森まさこの各議員が出席され、弁政連および日弁連側からは平山正剛弁政連理事長、山岸憲司日弁連会長以下31名が出席した。
高村正彦議員のご挨拶の後、日弁連側から、①法曹養成制度全体の見直し、②東日本大震災への対応(原発事故被害者支援、損害賠償対応など)、③全面的国選付添人制度について説明・要請がなされた。いずれの課題についても、各議員から協力的なご意見をいただいた。新執行部お披露目の朝食会でもあったことから、日弁連新執行部に対する暖かい激励の言葉が寄せられた会となった。
(企画委員会副委員長 関口慶太)
公明党(6月8日)
公明党から、山口那津男代表、井上義久幹事長、漆原良夫国会対策委員長をはじめ国会議員12名がご出席され、弁政連および日弁連側からは、平山正剛弁政連理事長、山岸憲司日弁連会長以下31名が出席した。
山口那津男代表からご挨拶をいただいた後、日弁連側から、①法曹養成制度全体の見直し、②東日本大震災への対応(原発事故被害者支援、損害賠償対応など)、③全面的国選付添人制度について説明・要請がなされた。いずれの課題についても、各議員から熱心なご意見が寄せられた。法曹養成制度改革については、「1年以内に具体的なスケジュールを立てて、改革を進める。」旨のご意見もいただいた。
(企画委員会副委員長 関口慶太)
みんなの党(6月13日)
みんなの党からは、党政調会長の浅尾慶一郎議員をはじめとする5名の議員と堀越党事務局長が出席され、弁政連および日弁連からは15名が出席し、法曹養成制度の見直し・原発事故被害者支援・国選付添人の全面化について、意見交換が行われた。原発事故被害者支援に関しては、出井弁護士より、現状の損害賠償という司法的救済の枠組みでは限界があり政治的な救済が必要になるという説明がなされ、柿澤未途議員からは、年間200ミリシーベルト以下の地域居住者が帰宅を拒んだ場合には賠償が打ち切られるという運用がされつつあることに対する危機感が示される等、今後の連携についても議論が行なわれた。
(企画委員会副委員長 熊木明)
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