弁政連ニュース

幹事長 出井直樹 幹事長就任のごあいさつ

―宜しくお願い申し上げます―


日本弁護士政治連盟 幹事長 出井直樹

本年6月から幹事長に就任いたしました。2009年から2年間常務理事、昨年から副幹事長を務めていますが、弁政連との関わりがそれほど長いわけではありません。ただ、2006年から2008年まで日弁連事務次長在任中、政治回りや官庁対応、隣接専門職対応など、いわゆる外回りを多く担当していた経験がいささかなりとも生かせるのではないかと思っております。

日弁連事務次長、嘱託、委員会の諸活動を通じて、弁護士・弁護士会と政治・政府との関係、司法と立法・行政の関係の重要性、難しさを実感しています。弁政連の果たす役割も大きいものと理解しています。

特に、永田町・霞ヶ関の中央や東京や大阪など大都市部だけではなく、各地における選出議員や地方公共団体議会とのつながりも重要であり、その意味でこれまで弁政連が進めてきた各地の支部の設置及び支部活動の活性化は、今後も力を注いでいただかなければならない課題であると考えます。また、梶谷・平山理事長、鈴木幹事長のもとで進めてこられた若手会員の活動の推進についても、引き続き企画委員会等を中心に取り組んでいただく必要があると存じます。若手会員にも親しみを持っていただける弁政連であればよいなと思っております。

このほか、国政選挙対応、組織強化、弁政連ニュース等広報のますますの充実など、課題は多いと認識しています。日弁連と一衣帯水の組織として、その存在意義を踏まえた活動が求められると思います。そのような中幹事長の重責をお引受することとなり、身の引き締まる思いです。

平山理事長は、2006年から2008年にかけて日弁連会長ご在任中、事務次長としてお仕えし、尊敬申し上げている大先輩であり、また近くで仕事ができることをうれしく思っております。これから、皆様のご指導のもと、平山理事長ほか役員の先生方が十分力を発揮していただけるよう、日弁連や事務局とも連携を密にして、組織としての弁政連の発展に力を尽くしたいと存じます。どうか宜しくお願い申し上げます。

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前幹事長 鈴木善和 幹事長退任のごあいさつ

―大変お世話になりました―


日本弁護士政治連盟 前幹事長 鈴木善和

この度、3年に亘りまして務めて参りました幹事長を退任致しました。在任中のご厚情に、心から御礼申し上げます。

思いますに、私は、司法制度改革関連法案が国会に次々と上程された本林徹前々理事長そして梶谷剛前理事長が日弁連会長でいらした時代に日弁連事務次長を務めていたこともあり、国会議員対応ということでは、もう10年も同じことをしているようにすら自分でも錯覚する程でありまして、正に感無量のものがあります。この点、お世話になりました国会議員の諸先生方、秘書の皆さんには感謝の思いで一杯であります。

ただ、弁政連の足腰を強くすることにも力を注いだのがこの3年間であったように思います。その1つが、全国各地域に支部を作るということでした。この思いから文字通り北海道から沖縄まで全国を旅する機会に恵まれましたことは、また心に深く残っております。力足らずで、全国隈無くということには参りませんでしたが、特に在任中に13の支部(滋賀、熊本県、徳島、三重県、島根県、和歌山、鳥取県、奈良、岩手、宮崎県、石川県、鹿児島県、岐阜県)の設立に立ち会えましたことは大きな喜びとなっております。

そして、もう1つが、弁政連を若手会員にとっても魅力あるものとするということです。この点は、弁政連の場に集った若手会員が、政策秘書、任期付職員等として政治と行政を新たな活動分野として切り開かれていることや、若手会員が独自に議員との懇談会を企画していることを脇から応援できたことが、私のささやかな楽しみでもありました。

実は、幹事長退任とともに常務理事という新たな役割を平山正剛理事長から頂きましたので、これを更なる励みとしまして、後任の出井幹事長を支えながら、私としましても多少のやり残したことに始末を付けるということで、お役に立てればと思っております。

最後になりますが、3年間、本当にお世話になりました全ての皆様に厚く感謝申し上げます。そして今後とも宜しくお願い致します。

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