弁政連ニュース

クローズアップ

法曹の技能と法的思考力を、国政の場でご存分に発揮
~米山 隆一 衆議院議員とのオンライン交流会~

2022年4月4日、米山 隆一 衆議院議員(立憲民主党院内会派所属・第一東京弁護士会会員・修習64期)との交流会がオンライン形式で開催されました。弁政連からは、菊地裕太郎 理事長、三宅弘 副理事長(企画委員長)、藤田善六 副理事長(新潟県支部長)、菰田優 幹事長をはじめ、企画委員会および新潟県支部会員ら弁護士総勢28名が参加しました。

ご案内のとおり米山議員は、医師、法律実務に携わる弁護士、さらに地方行政を司る知事のご経歴を有し、そのご活躍の幅広さたるや畏敬の念を覚えずにおられません。2021年10月、衆議院議員選挙(新潟5区)に見事にご当選され、ご活動の場を国政へと広げておられます。

講話ではまず、弁政連会員との交流会という本企画の趣旨に合わせ、弁護士としての尋問技術が活かされる場面として、衆議院法務委員会での質疑にて、外国人被収容者の死亡事件での事案の真相解明への取り組みなど、行政に説明責任を課し適正な国政運営を確保するご活動の様子につきお話しいただきました。さらにお話は、立法の面で法的知識を駆使されるご様子に及び、例として、内閣の提案にかかる侮辱罪の厳罰化案への懸念に対し、処罰範囲の明確化を試みる構成要件の対案作成にご尽力されていることをお話しいただきました。

講話後の質疑応答を通じて、政権与党と行政府に向き合い、政治に改善、改革をもたらすことに邁進する志高きご姿勢が伝わって参りました。さらには高度成長期を経て衰退期へと向かいつつある日本の将来を見据えて、医療介護福祉の社会保障を広く行き渡らせる「大きな政府」という国家ビジョンをお持ちであること、もご紹介いただくことができました。

県知事在任中に新潟県糸魚川市の大規模火災の災害支援にご尽力されたことも話題にのぼり、地元選出区でのご信望も篤いうえ、あふれんばかりの知的好奇心をお持ちの米山議員であります。その八面六臂のご活躍から今後も目が離せません。

(企画委員会副委員長 山本 卓典)

▲このページのトップへ