弁政連ニュース

特集〈座談会〉

活力ある弁政連支部活動を(1/5)

司会小川 晃司 編集長
福島 康夫 氏

福島 康夫
弁政連福岡県支部長

原田 宏一 氏

原田 宏一
弁政連新潟県支部 事務局次長

谷 眞人 氏

谷 眞人
弁政連本部幹事長

小川 晃司 氏

小川 晃司
司会
弁政連ニュース編集長

【小川】本日は弁政連をいかに活性化していくか視点のもと、活発な活動をされている支部の状況をお伺いして、活況の理由は何か、弁政連全体にどのように参考にしていけるかをテーマにお話をお伺いしたいと考えております。本日の司会を務めさせていただきます、弁政連ニュース編集長の東京弁護士会の小川と申します。よろしくお願いします。

【福島】弁政連福岡県支部の支部長をしています、福島康夫と申します。2008年の7月に弁政連の九州支部が成立、2013年弁政連九州支部の支部長となりまして、2015年に弁政連が九州の各県が独立をしていってようやく九州支部から福岡支部に変わったというところです。

【原田】新潟県支部の原田宏一と申します。期は61期となります。今年の4月から新潟県支部の事務局のお手伝いをさせていただいております。新潟県弁護士会に登録したのが平成26年9月なのでまだ日が浅いですが、今日は新潟県支部の活動をご報告できればと思います。

【谷】弁政連本部幹事長の東京弁護士会の谷と申します。42期です。前任の菰田幹事長とは同時期の日弁連事務次長で、在職中の副会長が福島先生という仲ですが、本日は各地から報告を受けている事例をご報告できればと思います。

【小川】まず各支部の活動の現況について、もともと支部の状況はどうであったか、会員の活動の活性化としてどのような事例があるのかお聞かせいただけますか。

【原田】新潟県支部の活動状況ですが、主に国会議員の先生の後援会ですとか新年祝賀会への参加もございますが、一番新潟県支部で特徴的なのは、やはり新潟県弁護士会新役員の披露会兼名刺交換会であると考えております。平成21年度又は22年度から始まり、4月に新執行部が誕生した際に行うものなのですが、国会議員の先生、県知事、県議、市議、自治体、他士業、弁護士会と連携している各団体をお招きし、そこで新執行部のお披露目をし、弁護士会の活動をアピールして、今後の活動の連携につなげていくというものです。当初は国会議員の先生に参加していただくことから始まり、2回目から県知事にも参加していただき、また新潟市長にも参加いただいていると聞いております。特徴的なのが、国会議員の多数の先生に出席していただき、また、ご本人が欠席の場合も秘書の方に代理出席をしていただけるということです。多くの国会議員の先生、県知事、新潟市長も、懇談会だけでなく懇親会まで参加していただいております。新潟県弁護士会として、どのような人が執行部にいて、どのような活動をしているのかということを周りに知ってもらわないと、そもそも連携のしようがない。連携先の士業ですとか自治体関係者と顔合わせをして活動するのはもちろんですけど、各政策課題に対応していくなかで、国会議員の先生に、今年度の執行部にどういう弁護士がいるのか、どういう特徴があるのか、今年度の弁護士会として主にどのような活動を取り上げていくのか、そういうものを知っていただくのが重要で、この新役員披露会を行うことで連携が円滑に進んでいると感じています。今年度は、来賓の方、国会議員の先生、自治体の市町村長の方々、各連携先の士業の方々合わせて、約80名の方にご参加いただきました。

もう一つ特徴的な点として、新役員披露会に若手の弁護士が参加しているというのが非常に大きいと思います。やはり各活動の実働部隊である若手の先生方が、国会議員の先生、自治体の方々、各士業の方々に各活動をアピールすることは、弁護士会員の活動を知っていただく上で非常に重要な役割を担っていると感じています。



▲このページのトップへ