弁政連ニュース

トピックス:支部報告Ⅰ

札幌支部 議員懇談会開催

札幌支部 議員懇談会開催

2009年11月28日午後6時から、市内ホテルにおいて、議員懇談会を開催し、国会会期中等の状況の下、国会議員本人6名・代理人7名、北海道議会議員4名、札幌市議会議員3名の皆様にご出席頂くとともに、横路孝弘衆議院議長(札幌弁護士会会員)及び鳩山由紀夫総理大臣その他の議員からメッセージを頂いた。

当支部からは、弁護士会の取組として、司法修習生給費制廃止問題、法曹人口問題、岩見沢拘置支所移転問題、捜査段階における取調べの可視化問題について紹介をし、また、議員からは、当支部に対し議員と弁護士会との橋渡し役や地域における司法の担い手としての役割を果たすことへの期待、可視化問題に対する国会での取組等の発言がなされた。

今後は、議員の皆様と上記の課題や地域司法計画等についてより踏み込んだ協議を継続して行うことを計画している。

(札幌支部事務局長 中村隆)

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福島県支部 支部活動がスタート

福島県支部 支部活動がスタート

当支部は、平成21年3月14日に誕生したばかりの、まだ歴史の浅い支部ではありますが、地元選出の国会議員との交流を深め、我々の意見を政治に反映させるべく鋭意奮闘中です。

当支部の今年度の大きな活動としては、先の総選挙を受けて、民主党との政策協議会及び当選祝賀会を平成21年10月23日に行ったことが挙げられます。

当日は多数の国会議員の参加をいただき、県内の裁判員裁判の実施状況や、利息制限法の上限金利問題等に関し活発な情報・意見の交換をするとともに、祝賀会では酒を酌み交わしながらのざっくばらんな交流が図られ、盛況のうちに終了いたしました。

当支部では、今後も同様の会合を与党・野党にかかわらず開催していく予定であります。

ところで、当支部独自の活動として、議員サポーター制度があります。

これは、地元選出の国会議員に当支部会員が各2名サポーターとして張り付き、各国会議員の立法等の議員活動のため、その求めに応じ弁護士の立場から役に立つ情報を提供し、または、意見を述べるなどする制度です。

各国会議員にとってみれば、立法等の議員活動をするにあたり、法律の専門家である弁護士に気軽に相談できるというメリットを享受でき、弁護士側にとってみても、自分たちの意見を国政に反映させる機会を得られるという画期的な制度であり、前述の、民主党との協議会においても、各国会議員の皆様のご賛同をいただいたところであります。

今後については、このサポーター制度を充実・定着させるべく、各サポーターにおいて個別に担当国会議員と交流を深めていく予定であります。

以上が、本年度の当支部の主な活動であります。次年度以降は、自民党との協議会を開催する予定であり、引き続き活発に活動を行っていきたいと思います。以上

(福島県支部副幹事長 槇 裕康)

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大分県支部 新年度に向けて

  1. 今年度は、何と言っても解散総選挙があり、しかもその解散の日取りもなかなか決まらなかったことから、衆議院議員の先生方も大変忙しく、各先生との日程調整がつきませんでした。そのため先生方と膝を交えてじっくり勉強することも、顔見せ的パーティをすることも出来ませんでした。その意味で、活動のやりにくい年度だったと言えます。
  2. 他方、我が支部では、驚天動地の出来事が突発しました。教育委員会などの中立が要請される行政委員と弁政連役員との兼職禁止問題です。
     私たちのほとんどが、迂闊なことに、支部設立の趣旨を、本来中立的な弁護士が、主として国民のために、中立的・独立的に政治家に働きかける為の組織という理解をしており、それはそれとして間違ってはいないものの、この兼職禁止のことが全く念頭に浮かびませんでした。そのために、前支部長には大変ご迷惑をおかけし、深く考えもせず強引に支部長を引き受けていただいた私たちとしては、慚愧の念に耐えないところとなりました。
  3. 大分県支部新年度に向けてこのような反省を踏まえ、我が支部としても、来年度こそは地に足をつけた活動をじっくり行うこととします。

(大分県支部長 三井嘉雄(32期))

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京都支部 国会議員・府会議員・市会議員との意見交換会開催

京都支部国会議員・府会議員・市会議員との意見交換会開催

京都では、毎年、弁政連主催で、国会・府会・市会各議員と京都弁護士会との意見交換会が開催されています。

2009年(平成21年)6月13日には京都市会議員との意見交換会が、同月27日には京都府会議員との意見交換会が、そして、同年7月11日には京都選出の国会議員との意見交換会が開催されました。この意見交換会は、当会の意見を議員の方々に説明して当会の活動への理解をしていいただく貴重な機会であり、弁政連には非常に感謝申し上げています。

各意見交換会の冒頭、谷口忠武日本弁護士政治連盟京都支部長から、日本弁護士政治連盟が弁護士会の政策課題を政治へ反映していくことを目的としていること、これらの意見交換会が定着してきたこと等のご挨拶がありました。

特に国会議員との意見交換会では、当会から国会議員に説明したテーマ等は下記のとおりでした。

両性の平等委員会:生活保護の母子加算、老齢加算復活。消費者保護・消費者行政一元化推進本部:消費者委員会のメンバー選任、消費者庁設置法の附則・付帯決議事項、特に消費者被害救済制度・違法収益吐き出し制度の立法の必要性。高齢者・障害者委員会:高齢者虐待防止法の改正、成年後見などの申立権者の範囲の拡大。業務推進委員会:議員の立法活動に際し、当会の弁護士紹介制度ないし弁護士推薦制度を利用して、当会会員を有効に活用される方策。子どもの権利委員会:国選付添人制度の拡充(全面的国選付添人制度の実現)について、現状では窃盗など多くの少年事件が対象とならない不都合の説明。取調可視化本部:取調べの可視化を義務づける法案(刑事訴訟法の改正案)について足利事件もあげ、また、一部録画DVD がかえって録画しないよりも悪い影響を与えることなども指摘した全面的可視化の必要性。南部地家裁設置本部:京都府南部地域における司法アクセスを確保するために南部に裁判所支部を新設する必要性。公害・環境委員会:今後法案審議で問題となる都市法制の抜本的な改革、気候変動・地球温暖化対策法の制定の必要性。法テラス京都事務所:民事法律扶助制度の概要の説明があり、民事法律援助対象事件の拡充について(特に行政手続について)制度拡大の必要性、国選事件の謄写費用の予算化の必要性。

政局が揺れており、極めて多忙と思われた中、6名の国会議員が参加していただきました。この意見交換会は当会にとって当会が訴える課題を議員の方々にご理解いただくのに極めて有意であり、当会にとって今ではなくてはならない年中行事となっています。今後もこの意見交換会を設けていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

(京都支部会員(現京都弁護士会副会長) 長野浩三)

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神奈川支部 イタリア議会訪問

神奈川支部イタリア議会訪問

これまでの平成21年度における主な活動の一つは、昨年7月下旬のイタリア下院議会訪問です。弁政連会員を中心とする総勢20名が、ローマ市内の同議会を訪問し、厳重な危険物探知器のチェックを受け、歴史ある議会を見学しました。その後ベネチアに列車で移動しイタリアの夏を満喫してきましたが、帰国後弁政連の趣旨に賛同し、自発的に入会を申し込んだ参加者がありました。

他には、国会議員との積極的な接触を持つ機会を作りました。まず公職選挙法に関する勉強会の開催を各政党に呼びかけ、衆議院議員選挙の直前に民主党神奈川県連と実際に勉強会を行い、懇親会も開きました。その後公明党から勉強会の開催を申し込まれています。さらに、衆議院議員に当選した横粂勝仁議員の話を聞く会を弁政連に入会していない若手にも呼びかけて実現しました。57期までは無料としたこともあり、総勢50名を超える参加者がありました。

当支部も弁政連への加入数はなかなか増加しませんが、様々な企画を実現し、特に若手に「おもしろそうだな」「入ってみようか」と思わせるように努めております。

(神奈川支部幹事長 本間 豊)

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大阪支部 当選祝賀会盛大に開催

大阪支部当選祝賀会盛大に開催

昨年10月16日(金)午後7時から、当支部主催により、8月30日総選挙で当選された衆議院議員(小選挙区・比例区)の皆さんをお招きし、ANA クラウンプラザホテルにて当選祝賀会を開催しました。当日は、政権交代の熱気溢れる中、私どもの予想を超え、代理を含め23名もの議員の方々に出席をいただき、支部設置以来の賑わいとなりました。政党別の出席人数は、民主党17名(議員12、代理5)、自民党3名(議員1、代理2)、共産党2名(議員)、社民党1名(代理)でした。

冒頭、高階貞男支部長から、「日本にも漸くにして新たな風が吹き始め、政権交代等大きな変化の兆しが見えつつあります。弁護士会の政策提言等を通じて変革を後押しできるよう一層連携を強めたい。」との挨拶があり、議員の皆様からも、異口同音に国政レベルで弁護士会、弁政連との連携に大いに期待したいとの力強いメッセージをいただきました。

(大阪支部幹事長 福原哲晃)

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